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「成績に差がついてくる」と言われ始めるのは小学3年生くらいから。我が子もベタにその頃から算数の成績が怪しくなり始めました(汗)特に気になったのが計算の遅さとケアレスミスの多さ。
計算といってもこちらも「フラッシュ暗算」級の能力までを求めているんじゃありません「13-7」といった小学1年生で習うレベルの計算でも回答がスッと出てこないことに夫と危機感を強め、小学6年生のときに陰山英男先生おすすめの「4ます連算」ドリルを買い与えました。
4ます連算とは?
学研から発売されている4ます連算のドリルには「入門編」・「基本編」・「上級編」・「分数編」・「中学先取り編」の5種類があります。詳しくは学研のホームページをご参照ください。
我が家が終わらせたのは「上級編」まで。冒頭で述べたように1年生レベルの計算問題でもスッと出てこない我が子には「入門編」からスタートしました。
4ます連算とは「+」「-」「×」「÷」の4つの計算を一気に解いていく問題です。
100マス計算のように「足し算だけ」とか「引き算だけ」では無いので、かなり頭の体操になると思います。大人の認知症予防にも良さそうw
ドリルの問題を写真に撮ってネットに掲載するのは著作権的に問題なので、学研のホームページを覗いてみてください。「プレビュー」でドリルの内容をちょこっとだけ見れますよ!
小学6年生ともなると毎日6時間授業で帰宅も16時過ぎだったし、学校の宿題も毎日出るので集中して取り組めるようにドリルは最大でも「一日一枚のみ」にしました。
あと繰り返し問題を解けるように答えはドリルには直接書き込まず、コピーして問題を解き、かかった時間と正解数を記録。
1回目よりもタイムと正解数が改善していると子供も達成感を感じて楽しそうでした(^^)/
インド人は九九を20の段まで覚えるらしい
4ます連算「基本編」には20までの数の二乗を暗記するページが出てきます。(例えば13×13や18×18など)
確かに私自身が中学の数学でルート(√)について学んだ時、20くらいまでの数の二乗を暗記しておくと計算が早く出来て便利だった記憶があります。
結局小学2年生で習う九九も暗記ですからね。いずれ中学の数学で必ず覚えておいて良かった、と思うようになるので子供にも暗記するように指導しました。そしたら自分でゴロ合わせを考えて覚えてましたよw
日本の小学校では9×9までしか暗記しませんが、インドの学校では20×20までの掛け算の答えを暗記している、と聞いたことがあります。さすが数字に強いインドならではの教育ですね。
GAFAで活躍しているインド人も多いようですし、日本人も頑張らないと先進国を脱落しそう。いやむしろ、このコロナ禍で何もかもが後手後手に回っている日本は既に先進国じゃないような気がする...(汗)
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子供の計算が早くなったと感じる場面
学校の宿題やチャレンジタッチは子供一人で学習していますが、4ます連算についてはタイムを測りたいので私もストップウォッチを持って見守っています。
入門編から初めて上級編まで終わらせることでタイムや正解率が改善し、明らかに計算が早くなりました。「ドリルに出てきた問題だけしか早くならないのでは?」という心配も不要でした。
一緒に買い物に行って、クーポンで1割引きになる商品Aと他店の商品Bのどちらが安いかも頭の中でサッと計算してくれます。
計算を繰り返すことで頭の回路が開通した感じです!!確かに「計算が早い=頭が良い」とはまた違うんですよね。
小学校の頃、そろばんを習っていて計算が早かった子がいましたが、その子たちが必ずしも「テストで好成績を取る」わけでは無かったです。(もちろん計算が早くて頭のいい子もいます)
頭の良さはある程度遺伝的要素もあるかもしれませんが、計算の早さについて努力で改善できることを実感できました(^^)/
計算が早くなって良かったこと
●算数のテストの点が前より上がった!
昔は返却されたテストを見ると、時間不足のためか最後まで解ききれていいない問題がありました。
けれども計算が早くなったことで余計な時間を取られることが減ったので、多くの問題をさばけるようになり、算数全体の成績も上がりました!
中学や高校になると問題数の多さも小学校より増えるので「時間内にどれだけ問題をこなせるか」が大事になってくると思います。だからやはり計算の早さは大事!!
●ケアレスミスが減った
以前から多かった我が子のケアレスミス。
例えば角度を答える問題で数字の後に゜を付け忘れる、などくだらないケアレスミスで点数を落としていてもったいなかったです。
「見直しをしっかりしよう」と何度も声をかけましたが、明らかな改善は見られず。計算が早くなってからはテスト中に時間の余裕が出てきたのか、見直しをしっかりできるようになり、ケアレスミスも目に見えて減りました!!
「全く分からなかった問題を落とすのは仕方がないけれど、分かっている問題をくだらないミスで落とすのはもったいないよ!」と常々子供に言っています。
子供も「チャレンジタッチ実力診断テスト」を受けてみて、1問間違えるだけで順位がガクーンと落ちることに衝撃を受けたようです。
受験でも数問のケアレスミスを落とすことが命取りになったりしますからね。計算が早くなったことで1問、1問丁寧に解けるようになったのは素晴らしい。
<まとめ>
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