小学校高学年の我が子を中学受験させないと決めた5つの理由

今年の受験生はコロナウイルスの影響で不安な日々を過ごしていたでしょうね。

本当にお疲れ様でした。

中学受験


私が高校受験や大学受験を経験したのはもう何十年も前のことだけれど、今思うと受験生ってそんなに大変じゃなかったな、と思います。


当時は受験生というだけで「大変ね。お疲れ様」と周囲の人に言ってもらえたし、実家にいたので三食は自動で出てくる、洗濯物も洗濯機に入れれば綺麗にたたまれて戻ってくる夢のような生活w


社会人となり働き始めて遅くまで残業しても、母となり毎日家事・育児に勤しんでも、誰もが「当たり前のこと」と思って労いの言葉なんてかけてくれませんよ...。


自分が「大変」だと思っていた時期は長い人生では大して大変ではなかったことに気づくのは大人になってからですね(^^;


私が小学生の頃は「中学受験はクラスの中で頭のいい子数名がするもの」でしたが、今では大勢の子がするものになりました。


都内だとなおさら受験する傾向が強いです。


手前味噌ながら我が子も本気で努力すればそれなりのところには入れるレベルだと思いますが(ただの親バカ!?)、我が家は中学受験の道は選びませんでした。

その理由を書いてみようと思います。





理由① そもそも子供自身が望んでいない


中学受験


もちろん子供自身が「〇〇についてもっと勉強したいから△△な学校に行きたい!」と言えば親は全力でサポートしますよ。


けれど我が子はまだ「この分野について極めたい」と思うほど夢中になれるものを見つけていない様子。


自分自身も小学生の時点でどんな道に進みたいかなんて決まっていなかったので当然だと思います。


逆に小学生の時点で進みたい道が決まっている子は羨ましい!


どんどん自分の得意分野を極めてほしいです(^^)


子供自身が自分で進みたい道を選ぶならその意思を尊重したいと思いますが、親が主導して受験を勧めることは止めよう、と我が家では決めました。





理由② 経済面も心配


中学受験


上の子を受験させたら下の子の受験も選択肢に入れないといけないだろうし、そうなると子供二人を中学から私立って正直金銭的に辛い...。


高校や大学受験で国公立一本に絞るのはなかなか難しいと思うので、高校以上であれば私立も致し方ないと思っていますが、できればそれまでは節約したい。


旅行に行ったり、レジャーを楽しんだり、まだまだ家族の時間を楽しみたいので教育費にばかりお金を取られるのも避けたいと思いました。





理由③ 地元があるって楽しい

中学 地元 同窓会


地元の中学を卒業すると、実家のある場所を「地元」と思う気持ちが強くなるんですよね。


特に女だと結婚した後も自分の実家の近くに住む傾向があるので、地元で学生時代の友人と会えるのは嬉しいです。


学生時代からの友人って本当に気楽!


今は子供も小学生になってママ友地獄から少し開放されましたが、幼稚園時代は本当に苦労しました...。


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いずれは旅立っていく我が子も地元で気の合う友人が沢山できるといいな~。





理由④ 色んなタイプの子とつきあうのも人生勉強


中学受験

恐らく中学受験させたい親御さんとしては、「周りの環境に流されて悪い方向に進まないでほしい」という願いがあると思います。


我が子が進む予定の中学校は幸いなことに荒れているという噂はききません。


もちろん犯罪を犯すような集団とは関わってほしくないですが、私は学校に色んな家庭環境の子がいる方が自然だと思います。


なぜなら世の中はみんながみんな穏やかでお金があり、余裕のある人達ばかりじゃない。


そんな様々なタイプの人間がいる実社会に出る前に、「学校」という子供にとっての社会で予行練習をしておいてほしい。


大人も子供も、周りから言われることを全て気にしていたら生きていけません。


敢えて自分と合わない人もいる環境に身を置きながら、適度に物事をスルーする力を身に着けることも大事かな、と思います。





理由⑤ 敢えて逃げ場を作っておきたい


中学受験


高校受験と大学受験は教科書の内容を覚えるだけでそれなりの学校に入れるけれど、中学受験となると学校の授業だけでは到底足りないですよね。


学校に通いながら塾にも通い、課題も模試もこなさなければいけない。


自分の意思で受験を決めた子ならまだしも、親に説得されて受験をする子にはかなりの負担になるでしょうね...。


そこまで苦労して入った中学。


もし仮に入学してからその学校が合わなかったとしたら、「せっかく頑張って入った学校なのに...」と親も子供も無理にしがみついてしまわないか心配です。


私はもし子供が明確な理由があって学校を休みたいと言い出したら休ませると思います。もちろんただ「面倒くさい」というだけでは休ませませんが。


もし陰湿ないじめや暴力など、どうしても耐えられないことがあれば転校させることも考えます。


そうなったときに逃げ場を作れるように、このままストレートに進める公立中学校に入学させたいと思うようになりました。



<まとめ>


中学受験


このときの選択が正しかったかどうかは将来になってみないと分かりません。


ただ、我が子にはどんな状況になっても自分で考えて運命を切り開いていけるような芯の強い子になってほしいと思います。


自分で自分の人生を「幸せだ」と思える子が一番強いのかもしれませんね。





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