こんにちは、nonbiri_shufuです♪
先日我が子の定期テスト対策として英語の教科書の音読を聞く機会がありました。
そこで強く感じたこと。英語教育は我々(40代)が学生時代だった頃より実用的になっています!
民間企業に比べると教育業界は変化が遅いイメージがありますが、現役学生の親としては「文部科学省もけっこう頑張ってるやないかい」という印象ですw
親世代の英単語帳は時代遅れ
先日子供が通っている塾で「大学入学共通テスト」(昔でいう「センター試験」)の分析セミナーをZoomでやっており、暇だったので聴いてみました。
説明の中で印象的だったことは、今の英単語は昔の英単語とは違う意味で出題されることが多いので、お父さんお母さんが使っていた英単語帳は役に立ちませんという話。
そして確かに英単語が親の世代と違う使われ方をしているのを子供の音読で知ったのです。
教科書の場面は「授業でのプレゼン」の話。クラスメイトのプレゼンを評価する項目に「delivery」という単語が出てきます。
最初聞いたときは「配達??」と思ってしまったのですが、教科書の場面で使われていた「delivery」の意味は「話し方」だったのです。
この時セミナーで聴いた話に対してすごく「なるほどー!」と思いました。どちらかというと、現代の英語の教科書に出てくる英単語の意味は「TOEIC」対策の英単語帳に出てきそうな感じ。
教科書の文章もよりビジネスや日常の会話で使われるような表現に変わってきているようです。
そして共通テストの問題を見て思ったのは「公立中高一貫校」の適性検査の問題に似ている!ということ。
私の時代のセンター試験は空欄に当てはまる答えを埋める「知識を問う系」の問題が多かったですが、今の共通テストは「複数の資料を読み取り、その結果〇〇になる」を説明するような問題が多かったです。
まさに今話題のデータサイエンス的要素!
下の子が今やっている適性検査対策が将来の共通テスト対策にもなるのは有難い。例え受験の結果が残念なものになっても、知識は人生の武器になると思うと励みになりますね(^^)
10年勉強しても英語を話せない氷河期世代
私が学生だったころは「仮定法」の例文に「もし私が鳥だったら、大空を気持ちよく飛べるだろう」など「その表現いつ使うの?」とツッコミたくなるような浮世離れした表現が沢山出てきました(^^;)
考えたら我々40代も中学・高校・大学と合計10年間も英語を勉強しているんですよね。それでも英語を喋れないってことは、確かに英語教育が非効率だったのかもしれません。
今の子供たちは小学生のうちからネイティブスピーカーによるスピーキング専門の英語授業があるようで羨ましい限り。
日本の子供たちの学力の高さは世界に負けていないと思うので、是非学生時代から「使える英語」を身につけて世界に羽ばたいてほしいものです(^^♪
<まとめ>
子供が成長してくると勉強は自分の部屋に籠ってやるようになってきますが、たまには音読を聴かせてもらうのも面白いですね。
親に音読を披露する素直さがあるうちは、面倒くさがらずにつきあおうと思います(^^)
<あわせて読みたい>
公立中学の数学の授業~習熟度に応じてクラス分けしてもいいのではと思う理由
計算が遅い小中学生におすすめ!4ます連算ドリルで我が子の計算が早くなり、成績もUP!