公立中学に入学してみたら私立の中高一貫校に行かせたがる親の気持ちも理解できた

 

公立中学 私立中学 違い


こんにちは、nonbiri_shufuです♪


早いもので、我が子も公立中学に入学してから1年経ちました。

小学校までは困ったことがあったら先生がサポートに入る、という雰囲気がありましたが、中学になってますます「自分のことは自分で」という方針になってきました。

素敵な社会人になるための「自立」の階段を登り始めたようです。


そんな大きな環境の変化に我が子はついて行けるのだろうか、と内心ハラハラしていましたが、今のところ楽しく学校に通えているようでホッとしています。

今後何が起こるかは、分かりませんけどね(^^;)


一年間公立中学に通わせてみて、「我が子に合っているようで良かった」と思う反面、私立に行かせたがる親の気持ちも少し理解できたような気がしますw




オンライン授業への対応がイマイチ・・・

公立中学 オンライン授業 進まない

オミクロン株に置き換わってからは連日学校でも陽性者が出ただの、学級閉鎖するだの、何かしら連絡が飛んできます(悲)


一応生徒一人につき1つのタブレットが与えられているのでいつでもオンライン授業に移行できる体制なのですが、なぜか「基本は登校」のまま。


そりゃ~対面で交流する方が生徒の心の為にも良いのは分かっていますが、せめて「感染が不安な人はオンライン授業でもいいですよ」くらいの選択権は与えてくれてもいいのにな~と思います。


基礎疾患のある方や、おじいちゃん・おばあちゃん・赤ちゃんが身近にいる人もいるだろうし、今の時期なら受験直前の中学三年生だって不安ですよね。


そういう人が気軽に「オンラインでもいいじゃん~」って思えるような環境にしてほしいです。


学校て融通が利かないというか、「右を向けと言えば全員右を向く」みたいに何でも一括りにしたがるけれど、それぞれの事情に合わせて参加方法があっていいと思うのですが(^^;)


コロナに関わらず、学校に行けなくなってしまった子だってオンラインで一方的に授業聞いたってええやん~と私は思います。


今世界中で「多様性」を認める流れが出ていますが、この世で最も多様性を認めていないのは日本の学校なんじゃなかろうか・・・。



その点、私立はオンライン化への対応もスピーディーでしたね!


私立は人気が無いと生徒を集めることができないから生徒や保護者のニーズに応えるのが早いのはさすがです!


公立の学校も最初から完璧を目指さなくたっていいから、せっかく1人1台タブレットもあることだしオンライン授業にトライしてみればいいのにな~。

今トライしないでいつするのよ!て感じです( ̄▽ ̄;)





授業数が少ない?ゆとりは終わったよね??

ゆとり教育 勉強しない

うちの子の中学、何だか授業数が少ない気がするんですよね。

というのも、早帰りな日がけっこうある。

小学生よりも早く帰ってくる日も多いです。


あれ??ゆとり教育ってのはもう終わったんだよね?w


自分が中学生の頃は毎日帰宅は夕方で、早く帰れるのはテスト期間中だけだったような記憶があるのですが。。。

30年以上前で自分が忘れているだけでしょうか?


今先生の働き方改革で部活動の時間が減っている、ということは理解できますが(私はそもそも部活の顧問なんて学校の先生の仕事では無いと思っている)授業数が少ないのは不安です。


自分からどんどん学習する賢い子ならいいのですが、我が子は学校で習わないと自分からは何もしないタイプ(;^_^A

こんなに早帰りが多くて授業はきちんと終わるのか不安になってきます。。。


下の子の場合はクラスの算数が早く進み過ぎたら、担任の先生が他のクラスの先生に怒られたのだとか!


コロナ禍でいつ休校するか先が読めないので早く進む分には構わないと思うのですが、本当に学校は「横並び」が好きなんですね・・・。

学期末に時間が余ったなら復習に時間を取ればいいし、前倒しで授業が進むことの何がいけないのかよく分かりません。


和田秀樹さんの受験本は読みやすくて何冊か読みましたが、西の名門中高一貫校「灘中」では中学三年間分の授業を中1のうちに終わらせて、難しい高校の勉強を四年かけて取り組み、残りの1年は大学受験対策にあてるんだとか・・・。





すごい効率的ですね~。

元々頭の良い人達がこんなに効率良く勉強してきたら敵いまへんわ~w







色んな子がいるのが公立校の良いところ!

公立中学 社会の縮図 多様性

とはいえ公立中学にだって良いところももちろんあります。

それはやっぱり勉強ができる子・スポーツができる子・おとなしい子・活発な子など色んな子がいるところ。

家庭の経済力だって様々。。。


公立小学校も様々なタイプの子はいましたが、小学校だと授業内容もそれほど難しくないし、児童同士を競争させるような雰囲気も無いので中学ほど個性が主張されません。


中学に進むと成績が良かった子は名前を掲示されたりするので、良く出来る子とそうでない子の差がハッキリと出てくるな~という印象です。


そんな中で自分の「特技」を見つけて色々な価値観を持つ人たちの中でうまくやっていく。


この能力は将来子供が社会に出たときに役に立つのではないかと信じています!


むしろ公立中学の状態こそが社会に近いですもんね。

「公立中学は社会の縮図」とはうまいこと言ったもんだな~と思います。


幼稚園の頃からずっとエスカレーター式の私立で育ってきた政治家の発言がどうして世間とズレているのかが良く分かった気がします。


「社会の縮図」に身を置いたことがないから、世の中の大多数の人がどんなことを考えているか分からないのかもしれません(^_^;)







<まとめ>

公立中学 青春

自分が親になるまでは「小学生に夜遅くまで塾に行かせて可哀そうだな」なんて思ったこともありましたが、確かに親になれば受験するメリットも良く分かるようになりました。


そして「学びたい」という意欲のある子供たちもいるのだから、何も知らない人が横から「可哀そう」なんて思うのは余計なお世話でしたねw


あっという間に終わりそうな中学生活。

我が子も精一杯楽しんでくれますように♪







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