子供がまだ赤ちゃんだった頃に家を建て、10年が過ぎました。
「購入か賃貸か」は永遠のテーマだと思いますが、私は心の底から建てて良かった!!と思っています。夫は転勤の少ない業種なので、よっぽど大きな環境の変化が無い限り、死ぬまでこの家に住む予定です。
コロナ禍でステイホームと言われても全く苦にならないくらい家が大好きですwおでかけも好きだけれど、家に帰ってくると「やっぱり家が最高!」といつも思ってしまいます。
「満足する家を建てるなら一生のうちに3回建てなければならない」なんて言葉を聞いたことがありますが、私と夫は家を建てるまでに相当頭を使ったので、1回目から90%以上満足する家ができあがったと思います。
そんな我が家が注文住宅につけて「ココが良かった!」と思う設備を紹介したいと思います。これから家を建てる人の参考になると嬉しいです(^^)/
●玄関を入ってすぐに手洗い場
コロナ禍になりますます「作って良かった」と思いましたが、我が家が玄関を入ってすぐに手洗い場を作ったのはそもそも風呂場と洗面所が2階の間取りにしたから。
コロナ禍が無くても元々潔癖症なので、電車の吊り革など不特定多数の人が触った場所を触った手で家の家具などを触られるのがすっごく苦手。無理!
私が高校生だった頃に電車の床に制服のまま座る子たちを見たことがあるけれど、地面に直接座られた制服で家のソファーに座られたら・・・。我が子だったらキレますわ(^^;)
玄関を入ってすぐに手洗い場があると家族もまずはそこで手を洗う習慣ができました。これは本当に作って良かったと思います!
●玄関にコート掛けの納戸
同じく玄関入ってすぐにコートを掛けられる納戸を作りました。羽織物が必要な時期は外出前に気候に応じたアウターをサッと羽織れるのですごく重宝しています。
特に我が家は家族で花粉症が酷いので、アウターについた花粉を家の中に持ち込まないで済みます。子供や夫がリビングにコートを脱ぎ散らかすストレスも減るので、コート掛けを作ることをオススメします!
●家具はできるだけ作りつけ
本棚や服を収納する納戸、脱衣所のタオル収納庫など、我が家は全て作りつけです。ちなみにテレビも壁かけ。
倒れてくる家具が無いので、地震が来ても家にいれば安心です。たまたま運悪くキッチンで料理さえしていなければ・・・。
人生で体験した一番大きい地震は3.11の「震度5弱」でしたが、倒れて壊れたのは写真立てくらい。災害を意識した家作りをして本当に良かったと思いました(^.^)
●2階の窓にもシャッターをつけた
家を作る時に住宅メーカーの担当者に「今の標準はシャッターは1階のみ」と言われましたが、2階にもシャッターがある家で育った私は「2階にもつけてください!」とあえて依頼しました。標準外だろうがなんだろうが、私は安全に関してはかなり保守的なんですw
けどこれが大正解!最近地球温暖化で猛烈な台風が世界各地で発生していますが、2019年に首都圏に直撃した台風19号も2階にシャッターがあったおかげで安心して眠れました。
お友達には2階はシャッターが無く窓が壊れたら怖いので家族で1階に寝た、という方もいました。日本の家は日本の自然災害に対応した設備をつけるのが最良かと。
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●洗面所に作ったスロップシンク
スロップ(Slop)とは英語で「汚水」という意味。つまりスロップシンクとは汚れものを洗うためのシンクです。我が子の赤ちゃん時代に布オムツを洗うために作った洗面所のスロップシンク。結局布オムツは途中で挫折しましたがw、スロップシンクは作って良かったです。
布オムツで無くても子供が小さいうちはよく服を汚します。粗相をしたり、食べ物をこぼしたり。入園して以来、上履きの洗い場所としても活躍しています。
汚れものを顔や歯を磨くシンクで洗うのは抵抗があるし、かといって屋外にある庭の水まき用の水道を使うのも天気が悪いときは辛い。スロップシンクは地味ながらつけてよかったと思う設備です!
理想の家を作るために参考にしたもの
①実家で不便に感じていることを反面教師にした
家のどこに不便を感じるかは実際に生活してみないと気づけません。なので私は長々住んでいた実家で「ここが〇〇だったらいいのに」という願望を自分の作る家に反映させました。
おかげで実家の母が遊びにきたときに「あなたの家のココがいいわね」と褒め言葉を貰えます。そりゃそうです、実家を反面教師にしてますからww
②友達の家に遊びに行って良いと思ったものをパクる
自分が家を建てる年齢になると自分の友人たちも同じく結婚して家を建て始めます。みな家を建てると一回はお披露目で家に招いてくれるので、良いと思った設備は自分の家にも反映させました。
モデルルームだと豪華過ぎて参考になりませんが、実際に家を建てた人の設備は現実的で参考になりました!
③大改造!!劇的ビフォーアフター
<まとめ>
家を建てるってめちゃくちゃパワーを使いますが、頑張って情報を集めて勉強すれば、何十年にも亘って住みたくなるような理想な家が建てられます!!実際に家にいる時間が長い奥さんの意見を反映した方が、住みやすい家ができあがると思いますよ(^^)/
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