「ポチッ」の裏の苦労が分かる!羽田クロノゲートで物流を学んできました。

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ヤマト運輸の実際の物流ターミナルである「羽田クロノゲート」の無料見学ツアーに参加してきました!

もはや私たちの生活には欠かせないものとなったネット通販。

私たち消費者がスマホやパソコンで欲しいものをクリックするだけで最短で翌日には手元に荷物が届く便利な時代になりましたが、その裏には膨大なコストと多くの人間の労力がかかっていることを学ぶ良い機会になりました。




羽田クロノゲート基本情報


羽田クロノゲート 工場見学


●所在地






●アクセス


・京浜急行空港線「穴守稲荷駅」より徒歩5分
・京浜急行空港線「天空橋駅」より徒歩10分
・東京モノレール「天空橋駅」より徒歩10分

クロノゲートに見学者用駐車場は無いので、車の場合は近隣のコインパーキングを使用することになります。
公共交通機関での訪問がおすすめです!


●休館日


毎週月曜日・年末年始・お盆
※月曜日が祝日の場合は開館。


●見学所要時間


90分





まず、受付棟に向かいます。


受付で申し込んだ人数分のIDカードが配布されます。


受付棟にヤマト運輸のトラックと巨大な黒猫がいました!

羽田クロノゲート 工場見学


羽田クロノゲート 工場見学


エスカレーターを登って見学者の集合場所へ向かいます。
ここから先は撮影禁止です...。

集合場所では宅急便やヤマトグループの歴史の展示がありました。
ヤマトグループは2019年で創業100周年だそうです!

羽田クロノゲートが完成したのは2013年。
新しいだけあってとても綺麗で快適でした(^^)


時間になったら見学者ホールで映像を見ます。
内容は宅急便の仕組み・羽田クロノゲートのビジョンなどでした。




見るだけで爽快!荷物仕分け


映像を見た後は見学者コリドーに向かい、実際に荷物が流れているベルトコンベアーの様子を空中回廊から見学できます。


流れてくる荷物の箱が子供にも馴染みのある「Amazon」の箱が多く、子供も興奮していましたw

一番の圧巻はベルトとベルトの合流地点!!

合流する側のベルトコンベアーがスピードを調整してメインのベルトコンベアーの荷物と荷物の間にうまくスッと入り込みます。

映像をお見せできないのが残念です。
見ているだけで爽快な気分になるので、是非ご自身の目で見てみてくださいw

人間同士の車の合流よりよっぽど上手です。
このベルトコンベアーのシステムで、早く高速道路の合流も自動化してほしい...。






荷物を運ぶだけじゃない!ヤマトグループの付加価値サービス


現在のヤマトグループは宅急便で荷物を運ぶだけでなく、壊れた家電製品を顧客の自宅から引き取り修理して返却したり、病院で使う手術用の道具を洗浄・点検したり、色々なサービスを「付加価値」として付け加えているそうです。


物を運ぶというイメージしか無かったのでこのようなサービスまで展開しているとは、驚きでした。

付加価値機能エリアについては肉眼での見学はなく、映像での紹介でした。







クロノゲートのブレイン、集中管理室


荷物仕分けは人間無しで機械だけで作業しているエリアもあるので、集中管理室では沢山のモニターの中から「どこのエリアにエラーが出ているか」を管理することができます。

セキュリティの関係上ここは公開されないかな、と思いきや...案内係のマジックで見られたときは見学者から「おお~っ」と素敵なリアクションが上がっていましたw




仕分け作業をしながらお土産ゲット♪


集中管理室の次は展示ホールのプロジェクションマッピングで物流が生み出す社会的な価値などを閲覧しました。


見学コースの最後に「荷物の仕分け」を体験しながらクロネコグッズのお土産を貰えるコーナーがあります。


家族四人分のお土産です。
ボールペンや消しゴムなど実用的なお土産がモリモリ(^^♪

羽田クロノゲート 工場見学





<まとめ>

宅急便 ヤマト運輸 クロノゲート


羽田クロノゲートは家族だけでなく、研修?として来ている社会人の方も数名いました。

見学者の年齢制限はありませんが、試食や試飲といったお楽しみがないので幼児にはちょっと退屈かもしれません。
実際に「早く帰りた~い」と言っているチビッ子も数名...(^^;

子供なら小学校高学年以上が楽しめるかもしれませんね。

個人的には小学校の校外学習にピッタリなのでは?と思いました。

この施設を見学すれば、「購入金額にかかわらず送料無料」なんてありえない!と実感できます。
ネットでの買い物に抵抗が無い世代にこそ、物流を支えている舞台裏の苦労を見てほしいと思いました。



見学後、面白い本を読みました。
フリージャーナリスト横田増生著「仁義なき宅配」という本です。


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横田さんは企業にバイトとして潜入して、マスコミでは報道されない企業の裏側を赤裸々に本に書いています。

潜入した企業はヤマト運輸の他、ユニクロ・Amazonなど。


なんと横田さんが潜入したヤマトの営業所が私が見学した「羽田クロノゲート」で、勝手に親近感が湧きましたw



本では工場見学では見えなかった「闇」の部分も書かれていて興味深いですよ!






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