先週安倍総理から突然発表された「小中高全国一律休校要請」の発表。
ニュースを家族で見ていた私たちは思わず「えーーーー!?」と声を上げてしまいました。
聞いた当初はビックリしたけれど、個人的にはホッとしました。
なぜなら中国やイタリアでは早くから休校が実施されていたから。
「子供は重症化しない」というデータが海外から出ているようですが、もしかしたら学校を休校したり、移動ができないように交通機関を停止している措置が効いているからこそ子供に感染が広がっていないのかもしれないし、正確な情報なんて現時点では誰にも分かりませんよね。
何より親にとってはかけがえのない我が子。
親の負担は増えるけれど、子供の命を守る為に休校の措置に踏み切ってくれたことに私は賛成です。
もっと早くても良かった、と思うくらいです。
連日ニュースで感染が確認された人の情報が流れてきますが、熱があるのに出社している人の多さにビックリです。
もちろん非正規社員などで休むことで収入にダイレクトに反映してしまうため、止むを得ず出社した方もいるかもしれませんが、熱が出るほど体調が悪いのに出社して、仕事できます??
私が会社員時代だったとき、体調の悪い上司が無理に出社してきて逆に迷惑だな~と思った経験が何度もありました。
同期や後輩なら「休んで大丈夫だよ」と言ってあげたけど、上司に「休め」とも言いづらいし...。
けれど体調不良で出社されてもパフォーマンスが落ちてロクに成果を出せない→そしてウイルスだけをまき散らして帰って行く、何のために来たの?という最悪なパターンでした。
「休んだら周りに迷惑がかかる」なんて思っているのって、もしかしたら自分だけかもしれないですよ。
フランスではルーブル美術館の職員が感染するのが怖くて出社拒否してましたね。
さすがは個人主義のおフランスです。
一斉休校のニュースが流れたときに浮上したのが「共働きの場合子供はどこへ預けたらいいんだ」の声。
考えてみたら海外の方が日本よりも共働きが当たり前の状況。
それでも休校に踏み切れているということは、元々社会が子育てしやすい環境になっているのでしょうね。
ベビーシッターを活用したり、夫と妻で家事・育児を分担したり、「お互い様」だから育児を都合に休みが取りやすい職場だったり...。
今回の新型肺炎騒動で日本社会の課題が沢山出てきたな~と感じています。
「子供の間で流行っていない病気なのに子供を休ませても意味が無い」という意見もあるようですが、結局この一斉休校に効果があるのか無いのかなんて、総理大臣でも医療の専門家でも分からないんじゃないかな~?
もし仮に休校の要請をしないまま学校で感染が広がってしまっていたら、きっと政府も「対応が後手後手だ」と叩かれるのでしょうね。
結局何をやっても文句を言う人は言うと思います。
でも私たちが今できることって、新型肺炎のみならず通常の風邪にしろインフルエンザにしろ、病院に駆け込む人数を減らすことなんじゃないかしら。
患者数を減らすことで医療機関をパンクさせることなく、より重症度の高い人を優先させることができると思うので、休校することにも一定の効果はあると私は思います。
それに感染していても症状が出にくいと言われる子供が感染に気付かないまま外出して、重症化しやすい高齢者にうつしてしまうリスクも減らせるんじゃないだろうか。
できれば休校以前にもっと早くから中国本土からの便を停止させて欲しかったな~。
これだけ人やモノが世界中を飛び回る現代で全ての移動を停止することは現実的で無いけれど、他の諸外国のように中国便を停止させるだけで今よりも流行のペースを先送りできたのでは。
出来る限り流行を遅らせることで時間稼ぎをして、その間に感染を確認するための簡易キットや対処法を考えられたんじゃなかろうか。
国民の命よりも外面を優先した政府にはガッカリです。
学校に行って思う存分友達と遊べない子供もストレス。
子供の面倒を見るために仕事に集中できない親もストレス。
一生に一度の卒業式が台無しになったり、ずっと前から楽しみにしていた旅行に行けなくなった人もいます。
多くの人がそれぞれストレスを抱えつつも、感染を広げないように行動を制限しているのに、明らかに症状が出ている人や感染の可能性が高い人(感染者の濃厚接触者)が経過観察期間が過ぎる前に公共の場所に出て行ってしまうことが本当に許せません。
日本人は性善説で済ませがちだけど、こういうモラルを保てない人には罰則を与えてもいいのでは?
まだまだ終息の希望が見えない新型肺炎。
多くの人々が一日でも早く「日常」に戻れますように!!
<2020年3月18日追記>
イタリアで新型肺炎患者が急増し、60代以上には人工呼吸器を付けないという「命の選別」が始まったというニュースを見ました。
新型ウイルスと命の選別...まさに先日読んだ楡周平著「サリエルの命題」を思い出しました。
助けられる命に限りがあるときに優先すべきは誰か。
日本もいずれこのタブーに切り込まざるを得なくなるかも...。
<あわせて読みたい>
インフルエンザになって気づいた!子供の成長♪
ニュースを家族で見ていた私たちは思わず「えーーーー!?」と声を上げてしまいました。
聞いた当初はビックリしたけれど、個人的にはホッとしました。
なぜなら中国やイタリアでは早くから休校が実施されていたから。
「子供は重症化しない」というデータが海外から出ているようですが、もしかしたら学校を休校したり、移動ができないように交通機関を停止している措置が効いているからこそ子供に感染が広がっていないのかもしれないし、正確な情報なんて現時点では誰にも分かりませんよね。
何より親にとってはかけがえのない我が子。
親の負担は増えるけれど、子供の命を守る為に休校の措置に踏み切ってくれたことに私は賛成です。
もっと早くても良かった、と思うくらいです。
日本人って真面目過ぎ...
もちろん非正規社員などで休むことで収入にダイレクトに反映してしまうため、止むを得ず出社した方もいるかもしれませんが、熱が出るほど体調が悪いのに出社して、仕事できます??
私が会社員時代だったとき、体調の悪い上司が無理に出社してきて逆に迷惑だな~と思った経験が何度もありました。
同期や後輩なら「休んで大丈夫だよ」と言ってあげたけど、上司に「休め」とも言いづらいし...。
けれど体調不良で出社されてもパフォーマンスが落ちてロクに成果を出せない→そしてウイルスだけをまき散らして帰って行く、何のために来たの?という最悪なパターンでした。
「休んだら周りに迷惑がかかる」なんて思っているのって、もしかしたら自分だけかもしれないですよ。
フランスではルーブル美術館の職員が感染するのが怖くて出社拒否してましたね。
さすがは個人主義のおフランスです。
海外の方が共働き率が高いのに休校できている
一斉休校のニュースが流れたときに浮上したのが「共働きの場合子供はどこへ預けたらいいんだ」の声。
考えてみたら海外の方が日本よりも共働きが当たり前の状況。
それでも休校に踏み切れているということは、元々社会が子育てしやすい環境になっているのでしょうね。
ベビーシッターを活用したり、夫と妻で家事・育児を分担したり、「お互い様」だから育児を都合に休みが取りやすい職場だったり...。
今回の新型肺炎騒動で日本社会の課題が沢山出てきたな~と感じています。
今私たちにできること
「子供の間で流行っていない病気なのに子供を休ませても意味が無い」という意見もあるようですが、結局この一斉休校に効果があるのか無いのかなんて、総理大臣でも医療の専門家でも分からないんじゃないかな~?
もし仮に休校の要請をしないまま学校で感染が広がってしまっていたら、きっと政府も「対応が後手後手だ」と叩かれるのでしょうね。
結局何をやっても文句を言う人は言うと思います。
でも私たちが今できることって、新型肺炎のみならず通常の風邪にしろインフルエンザにしろ、病院に駆け込む人数を減らすことなんじゃないかしら。
患者数を減らすことで医療機関をパンクさせることなく、より重症度の高い人を優先させることができると思うので、休校することにも一定の効果はあると私は思います。
それに感染していても症状が出にくいと言われる子供が感染に気付かないまま外出して、重症化しやすい高齢者にうつしてしまうリスクも減らせるんじゃないだろうか。
できれば休校以前にもっと早くから中国本土からの便を停止させて欲しかったな~。
これだけ人やモノが世界中を飛び回る現代で全ての移動を停止することは現実的で無いけれど、他の諸外国のように中国便を停止させるだけで今よりも流行のペースを先送りできたのでは。
出来る限り流行を遅らせることで時間稼ぎをして、その間に感染を確認するための簡易キットや対処法を考えられたんじゃなかろうか。
国民の命よりも外面を優先した政府にはガッカリです。
<まとめ>
学校に行って思う存分友達と遊べない子供もストレス。
子供の面倒を見るために仕事に集中できない親もストレス。
一生に一度の卒業式が台無しになったり、ずっと前から楽しみにしていた旅行に行けなくなった人もいます。
多くの人がそれぞれストレスを抱えつつも、感染を広げないように行動を制限しているのに、明らかに症状が出ている人や感染の可能性が高い人(感染者の濃厚接触者)が経過観察期間が過ぎる前に公共の場所に出て行ってしまうことが本当に許せません。
日本人は性善説で済ませがちだけど、こういうモラルを保てない人には罰則を与えてもいいのでは?
まだまだ終息の希望が見えない新型肺炎。
多くの人々が一日でも早く「日常」に戻れますように!!
<2020年3月18日追記>
イタリアで新型肺炎患者が急増し、60代以上には人工呼吸器を付けないという「命の選別」が始まったというニュースを見ました。
新型ウイルスと命の選別...まさに先日読んだ楡周平著「サリエルの命題」を思い出しました。
助けられる命に限りがあるときに優先すべきは誰か。
日本もいずれこのタブーに切り込まざるを得なくなるかも...。
<あわせて読みたい>
インフルエンザになって気づいた!子供の成長♪